電話番号:0790-35-8510
診療時間:午前 9:00~12:00 3:00~6:00
【受付終了】午前診 11:45 / 午後診 5:45
オルソケラトロジーは、夜間睡眠中に専用のハードコンタクトレンズを装用して、角膜の中央を平坦化し、近視や乱視を矯正する方法です。
1ヶ月程度きちんと毎晩コンタクトを装用していると角膜上皮(黒目の表面の皮)の細胞数が中央は減って周辺部は増えることで朝起きてレンズを外した後も角膜の矯正された形が保持され、昼間コンタクトレンズやメガネを装用せずに裸眼で生活することができます。
寝ている間に視力回復 夜レンズ装用 朝はずす 昼裸眼
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患者さまの眼の状態を確認し、オルソケラトロジーの適応可否を判断するための適応検査を行います。
※眼にコンタクトレンズの影響が残っていると再検査が必要になる場合もあるため、
ソフトコンタクトレンズ(使い捨てタイプ含む)の方は検査の1週間以上前、
ハードコンタクトレンズの方は検査の2週間以上前、
オルソケラトロジーを使用している方は1ヵ月以上前から、それぞれ装用を中止してください。
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適応検査で問題がなければフィッティングレンズを試していただき、効果や使用感を確認してもらいます。万一フィッティングレンズが合わなかった場合は、再度、度数やカーブの異なるフィッティングレンズを試していただき、レンズを決定いたします。
※最適なレンズを処方するため、オルソケラトロジーの治療前には、必ず適応検査とフィッティングレンズの試着が必要です。
※適応検査・フィッティングが終了し実際オルソケラトロジーを開始する際から自費診療が開始になります。
※適応検査、フィッティングレンズの試着、レンズの決定に2時間から2時間半かかります。
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フィッティングレンズの試着でレンズが決定したら、医師がレンズを処方いたします。
ご注文のレンズが届きましたらご来院いただき、ご自宅での装着を開始していただきます。
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レンズの装用開始から、翌日、1週間後・2週間後・1ヵ月後・3ヵ月後、その後3ヵ月ごとに当院にて定期検診を受けていただきます。
オルソケラトロジーレンズは特殊な構造をしています。そのために使い方を守らなかったり、レンズケアを怠ったり、受診指定日のキャンセルなどで治療が計画通りに行なわれないと、本人が気付かないまま角膜障害を放置する危険性があります。定期検査は治療後の視力検査や角膜の状態を知り、合併症の早期発見のためにも非常に重要ですので、必ず受診してください。