兵庫県神崎郡福崎町の眼科「たかやす眼科クリニック」

一般治療 General

近視・遠視・乱視
メガネ処方・コンタクトレンズ処方。近視にはオルソケラトロジー(自費)の選択もあります。
弱視
就学前のお子様の場合、視力・屈折検査を特別な方法で行ない眼鏡を処方し弱視改善を目指します。補助的にアイパッチや点眼を使用します。
結膜炎
点眼加療が主体ですが内服加療等を組み合わせることがあります。
緑内障
視力・眼圧・視野検査・隅角眼底検査等行いながら点眼加療を行います。悪化および悪化の可能性がある際は手術加療(レーザー加療含む)を行ないます。
ドライアイ
点眼加療が主体ですが改善悪い場合は涙点プラグ使用や手術加療を行ないます。
眼瞼下垂
手術加療が主体ですが眼鏡補助具を使用することもあります。
内反症
逆まつ毛として治療されていることもあります。角膜の傷が軽度の場合まつ毛を抜く処置で経過をみることもありますが手術加療も行ないます。
麦粒腫・霰粒腫
点眼・内服加療主体で改善ない場合手術加療を行ないます。
糖尿病網膜症
内科的治療を受けていただきながら眼底検査(眼の奥の検査)にて経過をみます。
症状悪化の疑いあれば蛍光眼底検査等行ない場合によりレーザー治療や手術加療を行ないます。
加齢黄斑変性症
内服・点眼加療主体ですが場合により手術加療を行ないます。
その他
ぶどう膜炎や眼底疾患等適切に検査・診断・治療を行ないます。
入院加療が必要な場合や難症例については対応可能な病院へ紹介となります。

専門治療 Special

日帰り白内障手術

当院では、術後の眼内レンズ度数の誤差を最小限にするため専用の眼軸長測定装置を導入しています。
また、術後の乱視や感染症を起こしにくい小切開白内障手術を行っています。

手術は10~20分程度、麻酔も点眼麻酔が中心で、痛みを伴うことはほとんどありません。もちろん手術にリスクが全くないわけではありませんので、それぞれの患者さまの病状やライフスタイルに応じた治療方法を患者さまとともに考えてまいります。

オルソケトロジー(自費)

寝ている間に、特殊なデザインの高酸素透過性のコンタクトレンズ『オルソ・Kレンズ』を装用して角膜(黒目)の形状を矯正し、視力(近視・一部の乱視)を回復させる新しい治療方法です。

それぞれの角膜の形状や近視の強さにより多少の違いがありますが、早ければ数時間、大体の方は一週間もすれば効果が得られる非常に有効で安全な治療法です。回復した視力は一定時間維持され、日中は裸眼で良く見えるようになります。もちろんコンタクトレンズですので通常のハードコンタクトレンズと同様のトラブルが起こることもありますし、装用時の異物感もあります。

ボツリヌス療法(保険適用)

眼科部門では眼瞼痙攣や片側顔面痙攣治療に用いられます。
片側顔面痙攣の主な発症の原因は、内側に悪玉コレステロールが付着して、弾力性を失ったり硬くなったりした血管(動脈硬化した血管)が、顔面神経を圧迫することによって起こるといわれています。また、脳腫瘍や動脈瘤が顔面神経を圧迫しているという説や、顔面神経麻痺の後遺症であるとの説や、ストレスなどの精神的緊張が引き金になるという説もあります。

まずは総合病院で腫瘍性病変など無いか、CT・MRI検査を受け原因が定かではないが症状が持続する場合にボツリヌス療法を行ないます。痙攣している瞼や顔の筋肉にA型ボツリヌス毒素製剤を注射し、軽度の麻痺を起こすことによって症状を抑制します。
個人差はありますが、1回の注射で約3~4ヵ月間効果が持続します。数ヵ月ごとに再投与しなければなりませんが、治療時間は短く数分で終了します。副作用はほとんどありませんが、まれにまぶたが閉じにくくなったり、上瞼が下がったり、口角が下がったりすることがあります。ですが薬の効果がきれてくると改善します。ボツリヌス毒素といっても、口から入って腸で大量に吸収されない限り、注射容量程度では中毒症状は起こりませんので、安心してください。

コンタクトレンズ Contact Lens

コンタクトレンズは医療機器であり、角膜障害や結膜炎などコンタクト装用に伴う副作用または機能の障害が生じた場合は、眼の健康に重大な影響を与える恐れがあるので、適切な管理が必要です。
眼科専門医による定期的な診察は必須であり、レンズを適切に使用し、常に使用状況を確認しておくことが大切です。