電話番号:0790-35-8510
診療時間:午前 9:00~12:00 3:00~6:00
【受付終了】午前診 11:45 / 午後診 5:45
当院では、術後の眼内レンズ度数の誤差を最小限にするため専用の眼軸長測定装置を導入しています。
また、術後の乱視や感染症を起こしにくい小切開白内障手術を行っています。
手術は10~20分程度、麻酔も点眼麻酔が中心で、痛みを伴うことはほとんどありません。もちろん手術にリスクが全くないわけではありませんので、それぞれの患者さまの病状やライフスタイルに応じた治療方法を患者さまとともに考えてまいります。
寝ている間に、特殊なデザインの高酸素透過性のコンタクトレンズ『オルソ・Kレンズ』を装用して角膜(黒目)の形状を矯正し、視力(近視・一部の乱視)を回復させる新しい治療方法です。
それぞれの角膜の形状や近視の強さにより多少の違いがありますが、早ければ数時間、大体の方は一週間もすれば効果が得られる非常に有効で安全な治療法です。回復した視力は一定時間維持され、日中は裸眼で良く見えるようになります。もちろんコンタクトレンズですので通常のハードコンタクトレンズと同様のトラブルが起こることもありますし、装用時の異物感もあります。
眼科部門では眼瞼痙攣や片側顔面痙攣治療に用いられます。
片側顔面痙攣の主な発症の原因は、内側に悪玉コレステロールが付着して、弾力性を失ったり硬くなったりした血管(動脈硬化した血管)が、顔面神経を圧迫することによって起こるといわれています。また、脳腫瘍や動脈瘤が顔面神経を圧迫しているという説や、顔面神経麻痺の後遺症であるとの説や、ストレスなどの精神的緊張が引き金になるという説もあります。
まずは総合病院で腫瘍性病変など無いか、CT・MRI検査を受け原因が定かではないが症状が持続する場合にボツリヌス療法を行ないます。痙攣している瞼や顔の筋肉にA型ボツリヌス毒素製剤を注射し、軽度の麻痺を起こすことによって症状を抑制します。
個人差はありますが、1回の注射で約3~4ヵ月間効果が持続します。数ヵ月ごとに再投与しなければなりませんが、治療時間は短く数分で終了します。副作用はほとんどありませんが、まれにまぶたが閉じにくくなったり、上瞼が下がったり、口角が下がったりすることがあります。ですが薬の効果がきれてくると改善します。ボツリヌス毒素といっても、口から入って腸で大量に吸収されない限り、注射容量程度では中毒症状は起こりませんので、安心してください。
コンタクトレンズは医療機器であり、角膜障害や結膜炎などコンタクト装用に伴う副作用または機能の障害が生じた場合は、眼の健康に重大な影響を与える恐れがあるので、適切な管理が必要です。
眼科専門医による定期的な診察は必須であり、レンズを適切に使用し、常に使用状況を確認しておくことが大切です。